こんにちは、西長岡調剤薬局です。
今日は、厚労省が作成した『健康づくりのための睡眠指針2014』のポイントをまとめてみたいと思います。
昨今、『睡眠負債』という言葉が流行っていますが、テレビや雑誌などでも数多く『睡眠』について取り上げられています。
現在、日本では五人に一人は睡眠の問題を抱えていると言われています。
電気のお陰で一日中明るく、お店や会社も24時間体制で行われている所も多く、様々なストレスを感じながら日々過ごしています。
様々なストレスにより心身のバランスが崩れれば、睡眠にも影響が出てくるのは当然なのではないかと思います。
厚労省が作成した『健康づくりのための睡眠指針2014』では、12のポイントが上げられています。
一度にご紹介するには内容が多すぎるので、今回を除き4回に分けてお伝えいたします。
概要としては以下の通りです。
『健康づくりのための睡眠指針2014』をネットで検索しても読むことができます。
1)良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2)適度な運動、しっかり朝食、ねむりと目覚めのメリハリを。
3)良い睡眠は、生活習慣病の予防につながります。
4)睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5)年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6)良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7)若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8)勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠。
9)熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10)眠くなってから寝床に入り、起きる時間は遅らせない。
11)いつもと違う睡眠には、要注意
12)眠れない、その苦しみをかかえずに、専門科に相談を。
睡眠について考えていると、以前読んだ本の一文を思い出します。
『睡眠は一日の終わりではない。翌日の始まりなんです!!』
睡眠を一日の終わりと考えている人は多く、そのせいで忙しい一日を過ごし、睡眠を削って一日を調節しようとしてしまいます。
でも、睡眠を翌日の始まりと考えると、まず睡眠をしっかりとってから残りの一日をどう過ごすのかという考えに変わるのではないでしょうか。
食事や運動と同様に睡眠も大事です。
これから不定期ではありますが、睡眠について4回に分けてお伝えすることで、皆様の生活が少しでも快適になればと思います。
文責:西長岡O2