新年度が始まり、古正寺薬局にも新しく薬剤師が配属となりました。
新人のフレッシュさに大変活気づいています。
その一方で、今年度は調剤報酬改定が行われ、薬局はその対応に追われています。
調剤報酬とは、保険薬局が調剤を行った際に発生する報酬のことです。
お薬そのものの費用(薬剤料)と
薬剤師が調剤し薬の説明を行い、個々の患者さんの薬歴を管理する費用を合計し
その1~3割を自己負担金として支払って頂いています。
この調剤報酬改定の年度初めは
「先月と全く同じ薬の内容なのに、会計が違う?」
と不思議に思われる患者さんは少なくないと思います。
薬価改定も重なったので、
薬の値段が変わっていることも一因かもしれません。
お会計がある方は領収書と一緒に、保険調剤明細書もお渡ししています。
また、今年度からお会計がない(自己負担がない)患者さんにも
明細書の無料発行が義務付けられました。
(医療費の内容の分かる領収証及び
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の交付について)
「患者さんが受けている医療の内容を明確に知って頂きたい」と、
国が判断したのだと認識しています。
これを機に、ご自身が受けている医療内容を確認してみましょう!
・・・しかし、無料発行が義務付けられるようになって数年たつ今もなお、
(明細書をもらうと会計が増える)と誤解されている患者さんがいらっしゃいます。
お薬手帳も有料だと誤解されている方も多くいますが、無料です。
無償で提供されている医療サービスを、ご活用しないのは実にもったいない!
定期的に受診し、薬局をご利用の方は
お薬手帳をご持参していただくことで、お会計が安くなる場合がございます。
ご不明な点等ございましたら、お気軽に薬局にお問い合わせください。
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陽気な天候が続き春の訪れを感じつつも、
先日は思いがけず雪見桜を楽しむこととなりました。
寒暖の差が激しく、体調を崩す患者さんが多いです。
皆様体調管理にはお気を付けくださいませ。
(分析:職員Y)